テック・ブリッジ・修理用クラスプの取り扱いに注意!
歯科技工所ベースアップ支援料の算定にあたっては、歯科技工物の種類や製作形態によって算定の取り扱いが異なります。
特に、テック(暫間被覆冠)やブリッジのテックについては、算定単位を間違えやすいため注意が必要です。
今回は、実際のレセプト請求で確認しておきたいポイントを整理しました。

1.院内製作のテックは算定不可
歯科技工所ベースアップ支援料は、歯科技工所への委託に関する取り扱いが前提となります。
そのため、歯科医院内で製作したテックについては算定できません。
院内製作なのか、外部の歯科技工所へ委託したものなのか、製作形態を確認しましょう。

2.テックは単冠・連結に関わらず本数で算定
歯科技工所へ委託したテックについては、単冠・連結の形態に関わらず、対象となる本数に応じて算定します。
- 単冠のテック:支援料 × 本数
- 連結テック:支援料 × 本数
連結しているからといって、1装置としてまとめてしまわないよう注意が必要です。
3.ブリッジのテックは1装置として算定
ブリッジのテックについては、リテーナー扱いとなるため、1装置として取り扱います。
そのため、支台歯の本数やテックの本数ではなく、支援料 × 1装置で算定します。
通常の単冠・連結テックとの違いを理解しておきましょう。

4.修理用のクラスプのみでは算定不可
義歯修理に伴う修理用クラスプのみの製作については、算定対象となりません。
クラスプ単体の製作を、通常の歯科技工物と同様に扱って請求しないよう注意しましょう。
🔎TMP Point

今回のポイントは「何本製作したか」だけでなく、「どのような技工物として取り扱うか」を正しく判断することです。
特にテックは、単冠・連結・ブリッジによって算定単位が異なります。
レセプト請求前には、技工指示書や製作内容を確認し、算定漏れや誤請求がないようにしましょう。
